日本で四季が感じられる通り、お酒にも季節毎にさまざまなお酒が出されます。
今回紹介するのは、まさしく『春』を感じることのできる一本。
その名も、『来福 純米生原酒 さくら酵母』
茨城県に構える、創業約300年の名酒蔵である来福酒造が醸すお酒です。
天然の花酵母を使用するというこだわりを見せる酒蔵で、『来福』シリーズでもさまざまなラインナップがあります。
『来福 純米生原酒 さくら酵母』は、春限定の一本で、その名の通り『さくらの花酵母』を使用しています。
さて、早速ラベルから拝見。
まずメインのラベル。
『来福』と金色字できらびやかでおめでたい印象。そして、まわりに桜の花が咲き誇り、春爛漫の様子。
瓶底には、さくらの花酵母由来でしょうか、ピンクのオリが沈んでおり、お酒自体も淡いピンクのうすにごりです。
グラスに注ぐと、華やかな香りがふわっと感じられます。
そのまま口に入れると、フレッシュな舌あたりがあります。
感じるのはかすかな甘みと生原酒らしい旨み……しかし、その余韻はスッキリと消えていきます。
辛口とまではいきませんが、すっきりと飲みやすい軽やかな味わいです。
ラベルもあいまり、そして軽やかな味わいもまさしくお花見で一本あればすごくうれしいですね。
今まで日本酒をあまり飲まない方や女性でも飲みやすいのかな、と思います。
銘柄 | 来福 |
スペック | 純米生原酒 さくら酵母 |
原料米 | 五百万石(茨城県産) |
酒造年度 | 2017BY |
酒蔵 | 来福酒造 |
酒蔵地 | 茨城県 |
精米歩合 | 59% |
アルコール度数 | 17% |
日本酒度 | – |
香り | 華やかな香り |
甘味 | |
酸味 | |
濃淡 | 感じた旨みが酸によってスッキリと消えていく |