「日本酒といえば、米どころ!名水があるところ!」
ということから日本酒は東北のイメージが強いですが、今や日本各地で美味な銘酒が醸されています。
『花陽浴』もその銘柄の一つではないでしょうか。
埼玉県に構える『南陽醸造』は、丁寧な甘みを醸すことで多くの日本酒ファンを魅了してきました。
正直、今まで首都圏近郊のお酒はあまり飲んでこなかった時があるのですが…『花陽浴』はそのイメージを覆しました。
今回はそんな『花陽浴』シリーズから『花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 越後五百万石』の感想を!
ラベル、綺麗ですね。
幾何学的な模様を背景とし、緑を基調とした”マスクメロン”のような印象。
蔵元様や銘柄毎にラベルのこだわりがあって面白いです。
さて、そんな『花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 越後五百万石』は、その名の通り酒造好適米『五百万石』を使用しています。
そして精米歩合48%まで磨いています。
まずグラスに注ぐのですが、香りは落ち着いていますね。
『花陽浴』の中にはパイナップルのような香りがするものもあり、自分もそのイメージが強かったのですがそれとはまた違った様。
口に含むと甘みが舌を包むのですが、そのあとすぐに酸味がやってきます。
“甘酸っぱい”という表現がいいでしょうか…青リンゴのような爽やかなイメージです。
繊細な味わいを感じることができるお酒ですので、合わせるおつまみはそこまで味が強いのは避けたいですかね。淡白なお魚のお刺身や浅漬けなどでより美味しく戴けそうです!
銘柄 | 花陽浴 |
スペック | 純米大吟醸 無濾過生原酒 |
原料米 | 越後五百万石 |
酒造年度 | 2017BY |
酒蔵 | 南陽醸造 |
酒蔵地 | 埼玉県 |
精米歩合 | 48% |
アルコール度数 | 16% |
日本酒度 | – |
香り | 静かな様子 |
甘味 | |
酸味 | |
濃淡 | 甘みを感じあとの酸味がフィニッシュに向けスッキリと |