『これはメロンだ…!!』
今回紹介するのは、味わった瞬間に言葉に出すほどの衝撃を受けた『にいだしぜんしゅ 生酛 めろん3.33 2017BY』
福島県で1711年に創業した伝統ある酒蔵の仁井田本家が醸すお酒で、『しぜんしゅ』シリーズは、自然米100%・純米100%・自然派酒母100%で造られています。
この自然豊かな風味は多くのファンを獲得しています。
さて、早速『にいだしぜんしゅ 生酛 めろん3.33』の感想です。
『にいだしぜんしゅ 生酛 めろん3.33』という独特な名前ですが、この『3.33』にはもちろん由来が。
日本酒の製法である、三段仕込みの『3』、そして蔵で伝わり続けるという汲み出し製法である、『四段製法』の四段目の仕込みの掛米を通常の3分の1…『0.33』にしているため『3.33』という名を冠しているとのこと。
グラスに注ぐと、真っ先に感じるのは完熟フルーツの様な吟醸香
そう…『これはメロンだ…!!』と、感じましたし口に出すほど。
舌にのせると、まろやかかつジューシーな甘みが広がっていきます。
そしてその甘みの先にあるのはプチプチっという低刺激…そう、フレッシュなガス感とともに微かな酸味が現れます。
メロンのような完熟調の甘みとフレッシュ感が絶妙なバランスで組み合わされた一本です。
さて、マッチするような料理ですが…正直、肴はなくこれだけで戴いて濃厚な満足感があります。
夜ご飯も済ませ、寝る前のちょっとした晩酌で、ほんのり頬を赤らめる…幸せな酔いを感じることができそうです。
銘柄 | にいだしぜんしゅ |
スペック | 生酛 純米吟醸 生原酒 めろん3.33 |
原料米 | 五百万石、トヨニシキ |
酒造年度 | 2017BY |
酒蔵 | 仁井田本家 |
酒蔵地 | 福島県 |
精米歩合 | 60% |
アルコール度数 | 16.5% |
日本酒度 | – |
香り | 完熟メロンの様な華やかなフルーティー |
甘味 | |
酸味 | |
濃淡 | 濃厚な甘みを感じた後にプチプチとガス感…ゆっくりと余韻が残る |