『金華さば』という名前を聞いて、少しだけ聞いたことがある方もいるかもしれません。
実は、TBS系列のテレビ番組『マツコの知らない世界』にて紹介され、マツコ・デラックスさんが絶賛したことで一時話題となりました。
今回、紹介するのは木の屋石巻水産の『金華さば 味噌煮』
その味わいは、マツコさんが絶賛したのも納得でした。
そもそも『金華さば』ですが、金華山沖で漁獲され石巻港に水揚げされたブランドサバです。そしてそのブランドとなるには、旬の、脂が乗っている大型の真サバとなっています。
『金華さば 味噌煮』は、その脂乗りが抜群の金華さばを生のまま缶に詰め込み、地元産の味噌を使用しているというこだわり。
さて、その味わい……『サバ缶』の概念が覆されました。
まずはサバの味わいです。
お箸で掴むと、ほろほろと崩れるかのような柔らかな身。
口に運び、噛んでみると…脂がじゅわーっと溢れます。そして、その甘みがすごい。噛めば噛むほど、魚本来の旨味を感じさせる甘みが止まらないのです。
そして、この脂が乗っているサバにベストマッチするのが、優しい味わいのお味噌。
薄味の味噌煮となっているのですが、確かに優しい甘みがあるのです……サバの味わいを邪魔せずに添えられています。
サバを食べ終えた後に残ったお味噌だけでも美味しく戴けます(実際最後まで飲んでしまったほど)
相性のいいお酒ですが、繊細な味わいのお酒であるのは間違いありません。
パンチ・クセの強いものだと、せっかくのサバの旨味が消されてしまいます…..バランスの良い日本酒などと一緒に味わいたい逸品です。