今回お届けするのは、特別本醸造のお酒です。
本ブログでは純米系がすごく続いていましたが、本醸造・普通酒も面白い日本酒がたくさんありますよねぇ。
戴いたのはどのようなお酒かといいますと、楽器正宗という銘柄。
福島県に構える大木代吉本店(読み方は、”おおきだいきちほんてん”)さんが醸しています。自然郷というシリーズもリリースしていますね。
この楽器正宗ですが、実は話題でしたので気になっていたところ、ちょうど入荷情報が…..そして入手したのが、楽器正宗 特別本醸造 別撰中取り。
早速感想を紹介したいと思います。
和な感じのステキなラベル。
日本酒らしさを醸し出しつつも、優美な感じが乙ですね。
ちなみに今回のラベルはピンクですが、いくつか種類があるようでカラー違いのものもあるとか….いずれ戴きたいですね。
グラスに注ぐと、ピチピチとしたガスの気泡が目立ちます。
いきなり自分が想像していた内容から、良い意味で違ったのでワクワクが高まります。
口に含むと、ガス感の刺激が!
そのまま舌に転がすと、開栓したて(冷蔵庫<強>保管)だと渋みがありました。
が、すこし置いてからの味わいがすごい!
口にいれたての味わいは、先ほど同様の刺激なのですが、硬質なミネラル感….そして甘旨なかんじが出てきます。
そこまで強くはない甘みですが、ふくよかな印象があり、そしてドライにキリリっと喉越しが。
正直、「本醸造」といわれてもわからないレベル。
“風の森”に近いでしょうか(ガス感や穏やかな甘みなど)。
お酒単体ですごく楽しめる一本でした。
銘柄 | 楽器正宗 |
スペック | 特別本醸造 別撰中取り |
原料米 | 国産米 |
酒造年度 | – |
酒蔵 | 大木代吉本店 |
酒蔵地 | 福島県 |
精米歩合 | 60% |
アルコール度数 | 16% |
日本酒度 | – |
香り | おだやかなラムネ様のさわやかさ |
甘味 | |
酸味 | |
濃淡 | ほのかに広がる甘旨をドライに締める |