新酒の季節!
今回は、学生時代利き酒日本一にも輝いた若き杜氏、古舘龍之介さん率いる岩手県の赤武酒造の作品を戴きます。
2014年に大学卒業後、酒造りの勉強をし、実家の蔵元を継ぎ……震災のあとの同蔵躍進を支えています。
そんな躍進を支えた、古館杜氏、そして平均年齢20代という蔵人と醸したのが『赤武(AKABU)』
その新酒、赤武(AKABU)純米 NEWBORN 生 2018BYの感想をお届けします。
ラベルには、おなじみの武士のラベル。
そして”AKABU”の文字のバックに横切るのは刀のシルエット。
心は永遠の男子(自称)なので、こんなラベル…絵や演出を見るとワクワクが止まらないんですよね!(笑)
さて、早速瓶を開けてみると……ポンッっと弾ける音が。
ラベルにも”ガスが残存しています”とありましたので、まさしくそのガスに。このフレッシュ感たまりませんね。
口に含むと、ピチッとほんの少しの刺激。
その一瞬の出会いが落ち着き、だんだんと旨みが….そして増してくるのです。
若干渋もありつつも、端々に感じるコクの強さ。そして酸もだんだんと際立ってきまして、味わいを整えて、キレよくフィニッシュ。
キレ良くも確かな旨みも感じられるので、薄味のおでん(あと、ツブみたいな素材の味がしっかりしてるの良さそう)と一緒に戴いてみたいですね。
銘柄 | AKABU |
スペック | 純米 NEWBORN 生 |
原料米 | 吟ぎんが |
酒造年度 | 2018BY |
酒蔵 | 赤武酒造 |
酒蔵地 | 岩手県 |
精米歩合 | 60% |
アルコール度数 | 16% |
日本酒度 | ±0 |
香り | フレッシュ |
甘味 | |
酸味 | |
濃淡 | 広がった旨みが酸でバランスを整えてキレよくフィニッシュ |