福島県会津若松市に構える宮泉銘醸。
SAKE COMPETITION 2018でも『會津宮泉(会津宮泉)』と『冩楽(写楽)』が受賞したことが記憶に新しいです。
今回は安定して上質、かつさまざまな製造でファンを楽しませる『冩楽』から冩楽 純米吟醸 酒未来火入 2017BYの感想を紹介します。
使用米は酒未来。
銘酒『十四代』を醸す高木酒造が開発した酒米です。
グラスに注ぐと、落ち着いた香りを感じられます。
そこから口に含むと、一瞬感じるセメダイン香。
しかし、そこからフルーティーな味わいが花開いていきます。
また少し時間をおいて(=温度を少しあげて)みると、見せてくれる姿はまた変わってきます。
より果実の感じのふくらみがよく、飲みごたえがあります。
フィニッシュは若干の苦みと共にキレが良く……どんどんと杯が進んでいきます。
食中酒として万能ですが、コクのある肴でも日本酒の味わいも負けず、ステキな晩酌タイムを過ごせそうです。
銘柄 | 冩楽(写楽) |
スペック | 純米吟醸 火入 |
原料米 | 酒未来 |
酒造年度 | 2017BY |
酒蔵 | 宮泉銘醸 |
酒蔵地 | 福島県 |
精米歩合 | 50% |
アルコール度数 | 16% |
日本酒度 | – |
香り | セメダイン香→穏やかなフルーティー |
甘味 | |
酸味 | |
濃淡 | キレあり |