なんともありがたいお酒をゲット…!!
その名も、新政 秋田県清酒品評会 知事賞受賞酒
しっかりとした作りで、白を貴重に深い黄色の文字を記した、特別感漂う一箱。
これを開くと…
大事に包まれた”一本”が姿を表します。
そう、新政 秋田県清酒品評会 知事賞受賞酒はその名の通り、新政酒造が構える秋田県にて2018年10開催の清酒品評会で、知事賞を受賞したお酒なのです。
今回はそんなおめでたいお酒を味わえることになり、私自身もドキドキが止まらない状態に。
“秋田県清酒品評会 知事賞受賞”とはいっても、新政の製法はもちろんそのまま。
生酛仕込み×純米×きょうかい6号酵母の三重奏。
使用米は、秋田県産のあきた酒こまちという、秋田にもこだわり持ち続けています。
新政酒造の佐藤氏もおしゃっていましたが、この様な造りで受賞(公的な審査会において伝統的な製法で醸した作品で賞を取るのは難儀とのこと)しているというのはなかなか目にしませんでした。
しかし、伝統・信念を持ち続け、栄誉を掴むというのは、なんだか勝手ながら感慨深いものがあります。
さて、さっそく感想を…。
グラスに注ぎ感じるのは、深い甘さがありそうな果実様の香り。
なかなかに奥行があります。
そんな甘美な様子をイメージしつつ口に運ぶと、クリアな口当たり。
そして感じるのは、フルーティーな酸でしょうか。
すごく綺麗ですっきりとしたアタック。
そんなことを感じたのも束の間。そこからすごくジューシーな甘みが染み出してきて、一気に口の中が華やかさでいっぱいに。
強い酸はないのだけれども、すっと溶けていく。
すごく鮮やかな印象があるのだけれども、一本の幹のような旨みがあってその芯がブレずに支えてくれている印象です。
例えるのであればバニラ用のウイスキー飲んでいるようで、でも爽やかでもあるような…。
知事賞受賞も納得の品評会酒。
これからの新政酒造様のさらなる発展を祈りつつ、至福と共に戴きました。
銘柄 | 新政 |
スペック | 秋田県清酒品評会 知事賞受賞酒 |
原料米 | 秋田県産 あきた酒こまち |
酒造年度 | 2017BY |
酒蔵 | 新政酒造 |
酒蔵地 | 秋田県 |
精米歩合 | 40% |
アルコール度数 | 15度(原酒) |
日本酒度 | -2 |
香り | 甘い果実様 |
甘味 | |
酸味 | |
濃淡 | 鮮やかな甘みが溶けていく |