今やプレミア酒とも数えられる『花陽浴』
埼玉県に構える南陽醸造が醸しており、その彩り鮮やかで豊かなカラーバリエーション(酒米や製法で様々な色のラベルがあります)のラベルは、いつ見ても目を引きます。
そんな南陽醸造が醸す別ブランド…『藍の郷』
今回は、藍の郷 純米の感想をお届けします。
まさしく藍色のラベル。
無骨な印象も受けるますが、オシャレな色合いもまた。
さっそく戴きます。
口に含むと、真っ先に感じるのはやわらく爽やかな印象。
花陽浴の芳醇なイメージとは真逆に、すごくフレッシュな印象です。
そして、果実の様な酸が流れ込むのですが、その中から確かな旨味が膨らんでいきます。
酸を中心に甘旨(花陽浴よりは穏やか)で、しっかりとしたボディを感じつつキレていきます。
後日、お燗にしていただきましたが、これもまた美味しかったです。
それぞれの特徴が際立ち、よりコクも感じることができまして、冷より常温…常温よりもお燗の方が個人的に好みです。
もし初めて飲まれる方は、この味わいの違い(まずは常温から試してみるといいかも)もポイントとして楽しめるのではないでしょうか!
銘柄 | 藍の郷 |
スペック | 純米 |
原料米 | 五百万石 |
酒造年度 | – |
酒蔵 | 南陽醸造 |
酒蔵地 | 埼玉県 |
精米歩合 | 60% |
アルコール度数 | 15度以上16度未満 |
日本酒度 | – |
香り | ほぼない |
甘味 | |
酸味 | |
濃淡 | 酸からでた旨みが、コクを残しつつさっとキレる |