この記事を読むと日本酒1合のカロリー・アルコール・糖質について理解が進みますよ
「最近日本酒の美味しさに気づいて飲むようになったけど、やっぱりカロリーが気になる」
「糖質高くて太りそう」
そんなイメージのある日本酒ですが、実際はどの程度のカロリーや糖質量なのでしょうか?
本記事では、日本酒1合のカロリーや糖質などの栄養素をほかのお酒と比較しつつ解説します。
そして太りにくい日本酒の飲み方も徹底解説していきます。
日本酒1合の量・カロリー・糖質量について
日本酒の1合は180ml
最初に、日本酒の1合という単位について解説します。
ビールやワインなど他のお酒は〇mlと表記されていますが、日本酒は〇合と図るのが一般的です。
そして、1合=180mlとなります。
なぜ日本酒だけ違うのか?その理由は質量の測り方にあります。
昔は尺貫法(しゃっかんほう)という基準で物の質量を計測しており、
「一勺(いっしゃく)」
「一合(いちごう)」
「一升(いっしょう)」
「一斗(いっと)」
「一石(いっこく」
の順に大きくなり、10勺=一合、10合=一升というように10倍ごとに単位が変わります。
日本酒を10合飲めば一升瓶1本分飲んだことになります。
日本酒のカロリーと糖質量
糖質が高いイメージが強い日本酒。
一合180mlあたりの値は187kcal(キロカロリー)、糖質量は6.5gです。
(出典:日本食品標準成分表)
はたして、上記の数値は高い水準なのでしょうか?
次の章から、他のアルコールとの比較して解説します。
日本酒はアルコール量が高く、ビールやチューハイ、ハイボールのように一気に量を飲むことは一般的にしないはずですので、お店で頼むときの一般的なサイズで比較します。
ぜひ、参考にしてみてください!
日本酒一合とその他のアルコール、どれが高カロリー?
日本酒とその他のお酒とのカロリー比較
日本酒1合を基準として、180mlあたりのカロリーと外食の一般的な量での比較をしてみました。
種類 | カロリー/180mlあたり → 一般的なサイズでのカロリー換算 |
日本酒(純米酒) | 187kcal |
ビール | 70kcal → 195kcal(中ジョッキ500ml) |
レモンチューハイ | 92kcal → 255kcal(中ジョッキ500ml) |
ハイボール | 421kcal → 70kcal(中ジョッキ500ml) ※ウイスキー30ml換算 |
いかがでしょう?
単純に日本酒一合180mlと比較してみると日本酒が圧倒的高いことがわかります。
しかし、ビールやレモンチューハイ、ハイボールも2杯、3倍と勢いよく飲んでしまうとあっという間に日本酒一合のカロリー量に達してしまうのです。
日本酒とその他のお酒とのアルコール量比較
つづいて、アルコール量で比べてみましょう。
種類 | アルコール量(180mlあたり) → 一般的なサイズでのアルコール量換算 |
日本酒(純米酒) | 21.6g |
ビール | 7.2g → 500mlで20g(中ジョッキ500ml) |
レモンチューハイ | 7.2g → 500mlで20g(中ジョッキ500ml) |
ハイボール | 57.6g → 9.6g(中ジョッキ500ml) ※ウイスキー30ml換算 |
※アルコール量の計算方法 摂取量(ml)×アルコール度数(%)/100×0.8(比重)
カロリーのときと同じく、1合180mlで計算すると日本酒が圧倒的に高い数値となりました。
しかし、中ジョッキ一杯で頼むことを前提にすると、ほぼ一緒の結果となります。
日本酒とその他のお酒との糖質比較
では、最近ダイエットで注目される糖質量でくらべてみましょう。
種類 | 糖質量(180mlあたり) → 一般的なサイズでの糖質量換算 |
日本酒(純米酒) | 6.5g |
ビール | 5.6g → 15.5g(中ジョッキ500ml) |
レモンチューハイ | 5.2g → 14.5g(中ジョッキ500ml) |
ハイボール | 0g → 0g(中ジョッキ500ml) ※ウイスキー30ml換算 |
ハイボールはダイエット中も推奨されていることもあり、さすがの結果です。
日本酒はアルコール度数が高く、ビールやチューハイのように一気飲みは基本的にしないことを考えるとカロリーや糖質量の面からもダイエット向きとも言えるでしょう。
まとめ
日本酒1合あたりのカロリーや糖質、アルコール量をほかのアルコールと比較しました。
日本酒は適度な量を楽しむことで、他のお酒よりも糖質やエネルギーが抑えられていることがわかったのではないでしょうか。
ぜひ、本記事を参考に日本酒を楽しんでいただけたら嬉しいです!